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☆あらすじ
長野県下、訪れる人もない山中の洞窟から発見された縄文人のミイラは、右腕を失っていた上に他殺体、しかも密室状況で発見された! 日本中の考古学者がこぞって調査を行う中、第一発見者が山中で転落死する。事故か、他殺か? 学会内部での勢力争いや、大学を舞台にした詐欺事件が絡み、事件は思わぬ一面を見せる。 そして、ミイラ「サイモン」の死の謎が明らかに…… ☆感想 ミイラ「サイモン」の殺人事件と、現代で起きた転落死とが絡みあい、ほぼ同時に解き明かされた時のカタルシスがたまらん(;´Д`)'`ァ'`ァ 「3000年」というキーワードの使われ方が美しい。 トラウマを持つヒロイン、しかもインテリ(博物学者)で、居酒屋の看板娘、という設定もたまらん(笑) ちょいと古い本ではありますが、考古学・博物学のうんちくもたっぷりなので、そちら方面がお好きな方も楽しめるかと思います。 http://www.bk1.co.jp/product/2142091 PR |
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