忍者ブログ
  • 2025.06«
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • 31
  • » 2025.08
[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

【2025/07/15 21:17 】 |
ドロシー・L・セイヤーズ『学寮祭の夜』

☆あらすじ
ピーター・ウィムジィ卿シリーズ第10弾。
探偵作家ハリエット・ヴェインは、母校オクスフォードのシュローズベリ・カレッジ(女子大)の学寮祭に出席し、懐かしい顔に出会い、楽しくなったり悲しくなったりしながらも旧交を温めます。ところが、深夜、中庭で女子寮に相応しくない汚らわしい落書きを拾い、翌日には嫌がらせめいたメモがガウンの袖に入れられているのを発見します。いささかの幻滅と不安を抱き、ハリエットは仕事の待つロンドンへと帰ります。
数ヶ月後、恩師から、匿名の手紙と悪戯が学内に横行していると、助けを求める連絡が入ります。ハリエットは再び母校に滞在し、論文を書きながら学内を調査します。悪戯がエスカレートし、行き詰まったハリエットは、悩んだ末に政府の仕事で外国にいるピーター卿に手紙を書きますが……

☆感想
英国古典ミステリ(1937)でありながら、セイヤーズの名前は、ドイルやクリスティほど日本では有名でないのが悔しくてたまりません。いまひとつマイナーな理由はおそらく、長らく絶版だったからでしょう><シリーズ一の名作と言われる『ナイン・テイラーズ』なんて、有栖川有栖の『孤島ゲーム』で「名物絶版本」と語られているくらいに、マニア泣かせの絶版本だったんです。現在は創元文庫で復刊されていて、ありがたい限り。
セイヤーズ、ぶっちゃけ、どり的にはドイル&クリスティに匹敵するくらい好きです。いや、もしかしたらセイヤーズのが好きかも( ・ノェ・)コッソリ
何故にセイヤーズが好きかと言いますと、おそらく、萌え要素が多いから(笑)
シリーズ探偵のピーター卿がまず萌えキャラです。そんな男前じゃないんですが、背が高くて、貴族の次男坊で、インテリで、趣味は古書収集で、戦争体験と失恋で神経衰弱になったことがあって、いささかシニカルで口が悪い……萌えじゃないスか?
ピーター卿とハリエットの関係も萌えなんですよ。ネタバレになりますから、具体的には書きませんけれど。
それからもちろん、英国の風俗や文化や風景なんかが、すっごい細かく描かれてるのも嬉しい。『学寮祭…』では「ほーっ、英国の大学ってこういうシステムなんだー」ってのが解ったつもりになれました。
あっ、もし、この主観的な紹介文で「読んでみようかな」と思われた方がいらっしゃいましたら、できたらシリーズ順に読んだ方がいいかと存じます。少なくとも『学寮祭』の前に『毒を喰らわば』だけは読んだ方がよろしいかと……
http://www.tsogen.co.jp/np/detail.do?goods_id=1155

PR
【2007/06/08 13:38 】 | 海外ミステリ | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
京極夏彦『前巷説百物語』

アレだ。
「スターウォーズ」の、エピソードⅠ~Ⅲみたいなもんですな。

いかにして、アナキン・スカイウォーカーは、ダースベイダーになったか?

いかにして、双六売りの又市は、御行になったか?

エピソードⅠ~Ⅲを見ると、エピソードⅣ以降を再見したくなるのと同じく、この『前巷説百物語』を読むと、『巷説……』~『後巷説~』を、読み返さなきゃ!という気になります。

というわけで、『巷説百物語』再読中……
http://www.kadokawa.co.jp/kyogoku/

【2007/06/04 14:40 】 | エンタテイメント | 有り難いご意見(5) | トラックバック()
コウがヒットー(BlogPet)
コウがヒットー!


*このエントリは、ブログペットの「コウ」が書きました。
【2007/05/29 12:40 】 | BlogPetが書きました | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
林望『リンボウ先生、イギリスへ帰る』

リンボウ先生の十八番、イギリスエッセイ集。
はい、そうです。
30万ヒット企画の参考にしようと借りました。
ですが、さすがリンボウ先生、参考とか資料とか忘れて、素朴に楽しんじゃいました。
特に、パバロッティの出た『トスカ』を観劇されたくだり。
そうですよねえ、やっぱりオペラを観るには、視覚と聴覚を切り離す訓練をしないと(笑)

いや、参考にもなりましたよ、少しは(蹴)
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/416757005X.html

【2007/05/29 10:27 】 | エッセイ | 有り難いご意見(1) | トラックバック()
菅野文『オトメン(乙男)』2

2巻も笑えた。
バスの中(普通の路線バスです)で読んで、笑いを堪えるのが大変だった。
特に、大和くんの長い妄想と、あすかちゃんママの黒さに。(ノ∀`)・゚・。 アヒャヒャヒャヒャ

作中でじゅーたくんが突っ込んでたけど、
「いや そこじゃねえだろ」
このマンガのギャグのツボって、コレなんじゃないかなと思ったです。
http://www.akibablog.net/archives/2007/05/otomen_070519.html

【2007/05/29 10:19 】 | コミック | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
前ページ | ホーム | 次ページ

忍者ブログ [PR]