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作品全体はシンプルで、ミステリヲタク的に言えば、ひねりもなく、主人公兄弟がやらかそうとしていることは、途中から見えてしまいます。 更に、短いセンテンスの積み重ねという形式が、私のような村上春樹世代にはジャストフィット。美青年兄弟も、やおいテイスト少々入ってて、うっとり。ただ、伊坂氏と私は同世代(伊坂氏が2つ下ですが)なので、このフィット感は、ジェネレーションの一致による共感かもしれない、という恐れはあります。 が、この本はそういえば、自分で買ったものではなく、実父が送りつけてきたもの。父は、気に入った本を、娘夫婦に送りつけてくるアリガタイ習性の持ち主でありますので、この本についても、「やだぁ、おとーさん、こんなの読んでるのぉ、センス悪ぅ」と嘲笑われないと判断したのでしょう。60代男性にとっても面白かったらしいです。 PR |
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