× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 |
★あらすじ(表題作より)
幻想画コレクターの富豪の屋敷で事件が起きた。主がギャラリーで昏倒し、自慢の逸品であるアンリ・プレサック「壁抜け男」が盗まれた。 しかし、防犯ベルのおかげで家人や客たちが早々に駆けつけ、犯人は屋敷の庭にある迷路(なかなか本格的なもの)に追い詰められ逃げ込んだ。 警察の到着も素早かったので、犯人は迷路の中で逃げ場を失い、絵を抱えてうろうろと迷っているはずであった。 しかし…… 迷路をくまなく捜索しても、犯人は見つからなかった。ただ絵だけは迷路の中に放り出されるように残されていた。 犯人はどこに消えた? そして一体誰の仕業なのか? ★感想 有栖川有栖の、シリーズ外短編集です。 表題作のような犯人当てのパズル話から、近未来SF、官能小説! まで盛りだくさん16編。 どり的には、官能小説「恋人」が良かった! いやあ色っぽい。 ぶっちゃけロリータネタで、全然R18じゃないんですけど(ミステリでもない)充分エロティック。 アリス先生のしっとりした文体は、この手の物語にも合うのかもしれんです(・∀・) それからSF「ジージーとの日々」も可愛くてホロリときました。 ヒムアリもエガアリも出ませんけど、楽しかったですー。 角川の紹介ページ PR |
|
トラックバックURL
|
忍者ブログ [PR] |