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【2024/04/20 15:29 】 |
有栖川有栖『女王国の城』

★あらすじ
江神シリーズ第4弾。時代はまだバブル後期。
何も告げずに旅に出てしまった江神先輩を捜しに、売り出し中の新興宗教<人類協会>の本拠地・神倉を、アリスを始めとするEMC(英都大学推理小説研究会)の面々が訪れる。
人類協会本部で無事に江神と会えたのは良かったが、そこに滞在中、密室殺人事件が起きてしまう。早速警察に知らせようとするアリスたちを人類協会の会員達は止める。3日以内に自分たちで犯人を捜し出し、自首させる、と言って。そればかりか、アリスたちは本部に足止めされてしまい、連絡手段さえ奪われてしまう。
犯人が判れば外に出してもらえるのだろうと、EMCは捜査活動を開始するが、事件は連続殺人事件へと発展してしまう。しかも、11年前神倉村内で起きた、未解決の銃殺事件で行方不明となっていた銃を使って。
犯人は誰なのか?
銃はどこから現れたのか?
頑なにEMCのメンバーたちを足止めする、人類協会の意図はどこにあるのか?
そして何故江神はこの人類協会本部を訪れたのか?

★感想
あああああこのシリーズ出たの15年ぶりですよ、嬉しいですよ・゚・(ノД`;)・゚・
みんなまだ大学生なんだなあ。うむうむ、元気そうでなにより。

待ちに待ったって感じですが、その甲斐はあったように思います。
とにかく精緻。特に洞窟の謎の解明は、うっとり(*´ェ`*)でした。
この水準をキープするには、やはり時間がかかるんでしょうねえ。
わかるけど、次はもっと早く読みたいよ( ・ノェ・)コッソリ

それから、アリスとマリア(ふたりとも日本人ですから/笑)のもどかしい関係も健在。
逃亡活劇シーンでは、モチと信長の先輩コンビも大活躍。
ああ青春っていいぞーーーー!!
もちろん江神さんもかっこいいぞーーー!!!
http://www.tsogen.co.jp/np/detail.do?goods_id=3752

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【2007/10/11 13:35 】 | 国内ミステリ | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
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