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【2017/11/22 12:55 】 |
石持浅海『扉は閉ざされたまま』(祥伝社ノン・ノベル)

犯人視点2作目は、2006年版「このミス!」2位になった作品です。

  新本格マニアとしては、密室物ってどうしても押さえたくなるんですよね。ネタ袋の底の底まで漁り尽くされた密室トリックが、どのようにアレンジされて出てくるのか、お腹いっぱいなんだけど、でも、味は見てみないと……みたいな。

  この作品、トリック的には目新しいものはございません。最初の方でトリックや殺害方法は全て明らかにされてしまうわけですし。なんたって犯人視点でございますからして。

  一見完全犯罪に見える密室殺人が、扉が閉ざされたまま、そればかりか、事件と認識されないまま、探偵によってじわじわと追求されていきます。読者も探偵の観察が進むにつれ、あれミスったんじゃないかな、とか、この言動はヤバいだろ、等など犯人を応援しつつも、完全犯罪のほころびを見いだす喜びに浸ることができます。

  殺人の動機は新しかったです(多分)。どりは半分くらい読むまで、気付きませんでした。もっと鋭い人なら、最初の方でわかるのかもしれませんが……

  それからこの作品で面白いのは、犯人と探偵がそれなりに相思相愛の若い男女なのですね。犯人は、探偵に追及されていくのが、最後には快感になってるんじゃないの、みたいな(笑)。

  あ、そっか、もしかして、密室殺人付きの恋愛小説なのかな?
http://www.shodensha.co.jp/s-book/shink.html

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【2007/04/23 15:14 】 | 国内ミステリ | 有り難いご意見(0) | トラックバック(0)
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