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☆あらすじ
とうとう十人揃った…… 寛政大学の貧乏学生ばかりが住まう竹青荘に、1年生の走(かける)が入居し、住人が十名揃った春、ハイジは4年間温めてきた計画を決行する決意をした。 ハイジは、いつもの飲み会の席で、住人たちに宣言する。 「俺たちは、箱根駅伝に出る」 ☆感想 萌え~~(´∀`*) キャラがいちいち萌えです。 面倒見がよくていつも穏やかなのに、実は天才的リーダーでコーチのハイジ、脛に傷もつ根暗ランナー走は当然萌えるとして! 真面目で素朴で優しくて、だけど実は計算高くて粘着質という、典型的山形人(笑)神童や、理論至上主義インテリのユキや、愛嬌たっぷりの双子や、イケメンなのにマンガオタクで運動音痴の王子や…… あああ、10人共可愛いよ可愛いよ(←いかにもオバサン的視点) 彼ら竹青荘の萌えキャラ(オイ)10人のうち、陸上経験者はたった3名です。 それが1年足らずのうちに箱根を目指すのですから、ストーリー的に「こりゃいくらなんでもあり得ないだろ!」とツッコミ入れたくなる部分はもちろん幾つもあるのですが、でもそれでもとってもとっても面白かったし、心を揺さぶられるシーンがたくさんありました。ラストのハイジのランなんて、泣きそうになったよ…… あああ、青春っていいねっ。 映画化されたのも納得ですー。観にいきたいかもだ…… PR |
★あらすじ
20世紀最初の日「世紀の子」デービッド・キャムデンは、イギリスの伯爵家の長男として、トーキョーで生を受けた。 「世紀の子」である彼は、生まれながらに純白の髪を持ち、様々な超能力を持っていた。 しかし子供自体の彼は、武道と友達との少年らしい遊びに夢中な、ごく普通の少年であった。 が、時代は世界戦争へと急速に進んでいた。各国の王族や政治家・思想家や運動家が何人も暗殺された。しかも世界の秩序を保とうと努力している者たちばかりが。 外交官であるデービッドの父ジョフリーは、それらの訃報に接するたびに、鬱に陥るようになった。その激しい落胆の理由は、外交官として世界情勢を憂いているばかりではなく、彼が子供時代に経験したある恐ろしい事件が原因のようだった。 そして、ある日、キャムデン一家は一家揃っての外出先で、刺客に襲われる。 その場はデービッドの働きで刺客を撃退することができたが、ジョフリーは真剣に日本を出ることを考え始める。 何故ならその刺客は、ジョフリーが恐れている、子供時代に遭遇してしまった邪悪な秘密結社の一員、トーヤマが差し向けたものであると考えられたからだ…… ★感想。 これやばいッス。面白い! まだ1巻しか読んでないっつーのに皆さんに紹介したくて、つい感想書いてしまいました^^; ラルフ・イーザヴは『銀の感覚』から先に読んでみたんですが、前者も面白かったですけども、これの方が更に面白い予感♪ ラルフ・イーザヴはドイツのファンタジー作家です。っつっても、いかにもヨーロッパ的な指輪とかハリポタとかそれ系ではなくて、どりが共通点を感じたのは、宮部みゆきとか恩田陸とかでした。 このシリーズは、20世紀の歴史に沿って、フリーメーソンと「世紀の子」との戦いを描いたものです。20世紀の血塗られた歴史の裏には、邪悪なフリーメーソンの存在があった、という設定なわけで。 作者自身が、近現代史をとことん突き詰めてみたいという意図で書いたものなのだそうです。1巻では第一次大戦まで。最終巻で西暦2000年になる計算らしいですよ。 デービッドを日本生まれにしたことからも予想できますが、この先も日本がいっぱい出てくるそうです。ガイジンから見た、ちょっとズレた日本の描写も、(・∀・)ニヤニヤできて楽しい。 ところで、このシリーズ実は9巻まであります!!(ひー;;) が、図書館でヤングアダルトのコーナーに置いてあったくらいですから、字も大きいし、文章も読みやすいです。たまにふりがなふってあるしw 原書では4巻だそうですが。 とにかく、根気よく借りて(当然図書館で)読破します! 長崎出版の紹介ページ |
★あらすじ
神谷新二は、天才サッカープレイヤーの兄と自分との素質の差に見切りをつけ、中学卒業時にサッカーを止めた。 しかし、高校に入学した新二は、天才スプリンターである幼なじみの連の巻き添えを食うように、陸上部に入ってしまう。 「どうして俺の回りには、こんなに天才ばっかいるわけ!?」 再び悩み苦しみながらも、新二はスプリントに打ち込み、ランナーとして、男として成長していく。 ★感想 すごぉぉく面白かった! 文字通り寝食を忘れたいくらい(主婦なので現実には忘れられないんですけどね。しくしく)没頭して全3巻2日で読んでしまいました。こんなに没頭できた小説は久しぶりです。 せっかく身体能力が高いのに不器用で要領の悪い新二はもちろん、天才なのにスットコドッコイな連、男気溢れる先輩守屋、風水マニアの先輩浦木、世話焼きで苦労人の根岸、マッスルフェチの関西人桃内、情緒不安定な問題児の後輩鍵山、でっかいトラウマを抱えてるのにいつも飄々としたみっちゃん先生、どこまでも天才のオーラを放つ新二の兄貴健ちゃん、新二たちのライバル仙波や高梨さえ、みんなとても愛しいです。 何故にこんなに愛しいのだろう、と考えるに、おそらく自分の青春時代とダブるからです。青春時代に仲間と打ち込んだものを持つ人ならば……それがスポーツでなくとも(実際どりはブラバンちゃんですし)、自分や当時の仲間たちを思い出して、胸が熱くなることでしょう。勉強は全然しなかったけど、多分アレで良かったんだ。だってあれだけひとつのことに、仲間と一緒に3年間も打ち込めたんだもん! と今更ながら思うことができました。号泣まではしませんでしたが、3冊読む間に、何度もうううっ、ときましたよ( ・ノェ・)コッソリ 講談社の紹介ページ |
★あらすじ
レアメタルで現在売り出し中のアジアの小国、メヴァト王国の王子が日本を訪れた。日本びいきで金満家の王子は、巨大テーマパーク・東京ザナドゥランドを一晩貸りきった。 警視庁参事・薬師寺涼子警視とその子分たちは、そのイベントに招待される。 涼子は、王子の滞在について「どうせロクなことがおこりゃしないわよ」と、断言していた。 「あたしの予言は必ず的中る(あたる)のよ」 「そうですか」 「理由を知りたい?」 「は、いや、別に」 「理由をお尋き」 「……なぜですか」 「あたしが予言を成就させるからよ」 「それではまるで何かの秘密結社ですよ」 「ちがうでしょ、あたしは秘密になんかしないもの」(本文より) 涼子の予言は大当たりし、ザナドゥランドにおいて悲劇が起こってしまった。王子が、半魚姫に扮したテロリストに襲われたのだ! ★感想 いやいやいやいや、今作もスカッと面白かったー。やっぱホラは大きいほどいいねっ(・∀・) これでシリーズ8冊目ですが、どれもストレス解消にはもってこいの面白さ&痛快さです。 コミックやアニメ(アニメ化されてたのは今日、この文章書くために調べてて知りました/汗)になってる大人気シリーズですが、一応説明をば。 「ドラよけお涼(吸血鬼も避けて通るの意)」こと薬師寺涼子警視は、東大法学部出の警視庁キャリア。アジア最大の安全保障会社JACESの社長令嬢でもあり、億万長者でスーパーモデル並の美女でもある。 しかし性格は、部下(ってか一の子分)の泉田準一郎警部補に言わせると「魔女王(ウィッチ・クイーン)」「破壊の女神」。 その素敵すぎるお涼サマと子分たち(?)が、オカルトめいた事件をバッサバッサと解決していく、警察アクションコメディシリーズです。 お涼サマってば、魔女王でドSですけど、可愛いんですよ。泉田クンのことが好きなのに、ってか、好きだから苛めちゃうのよね。 そのお涼サマの気持ちに全然気づかない、超鈍感の泉田クンも可愛い。 (;´Д`)'`ァ'`ァ それからこのシリーズの面白いところは、さりげなく社会批判めいたギャグがちりばめられているところではないかと思います。 今作でも ・東京ザナドゥ・ランド→もちろんアレですよ、アレ。ねずみさんのいるとこのパロディ。 ・マンガしか読まない時期総理候補のヲタ外務大臣→どこかで最近首相になった人にそっくり。 等々、笑わせていただきました。 ところで、今作で、どうやら今後お涼サマが立ち向かっていく巨悪の存在が明らかになってきたようで、シリーズの展開が楽しみです。 それから楽しみなのは、お涼サマと泉田クンの関係ですが、お涼サマのライバル、室町由紀子警視もどうやら泉田クンのことを憎からず思っている様子。この先、美女ふたりの、泉田クンを巡るバトルなんかがあったら、とっても嬉しいなあ~(血で血を洗う戦いになりそうですが) 祥伝社の紹介ページ |
※個人的まえおき。
ここ2~3週間、読書欲が燃え燃えでございまして、冊数がすごいことになってます(病院ばっか行ってるせいもあると思いますが)読むスピードに、感想をまとめるスピードが全然追いつきません(^_^; (ついでに懐も追いつきません_| ̄|○) なので10/7付のupはことごとく、ざっくりな内容になっておりますことをご了承下さいm(__;)m ★あらすじ 相次ぐ不祥事でイメージダウンに悩む警察は、戦隊ヒーロー物ブームにあやかろうと、安易に「警察庁戦隊」を発足させた。その名も“警視庁特捜班ドットジェイピー”!! メンバーとして集められたのは、格闘・射撃・コンピュータ等のスペシャリスト警官5名。しかも容姿端麗な若者ばかり。しかし、性格にはひとくせもふたくせもあるヤツラだったので、さあ大変。 そんな彼らは警視庁の広告塔としてそれなりに役に立つが、もちろん数々の問題も引き起こしていく。やっかいなことに、ドットジェイピーを逆恨みする犯罪者まで現れて…… ★感想 大笑い (ノ∀`)・゚・。 アヒャヒャヒャヒャ まずは戦隊が発足するまでの、お偉方の安易な思考の流れだけで笑えました。 あらすじでお分かりでしょうが、警察コメディーです。でも我孫子さんですから、ストーリーの展開や、アクションシーンなんかはそれなりに本格。 実写で映画にしたら絶対面白いと思う~~。5人のメンバーもそれぞれ個性的で楽しいですが、隊長が面白すぐるー! 実写版の配役を考えながら読むと、より楽しいかもです。 光文社の紹介ページ |
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