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【2025/07/05 04:26 】 |
森博嗣『ZOKUDAM』
★あらすじ
小局系事務職OLロミ・品川は、上司に逆らってしまったため(正確に言えば殴りつけた)聞いたこともないような場末部署に左遷されてしまった。
その謎の部署「ZOKUDAM」は遊園地の地下にアジトを持ち、そこでなんと戦闘用ロボットを作っていた。

え、私? 私が乗るんですか? このロボットに!?

しかし仕事は仕事、ロミは流されるまま、イケメンだけど天然でオタク目の新入社員ケン・十河と共に、何冊ものロボットのマニュアルを読み始めた……

★感想
『ZOKU』の続編!?(しゃれにあらず)と思いきや、世界観やキャラや組織が同じだけのパラレルのようです。ですので、これだけ読んでも充分笑えます。『ZOKU』も面白かったけど、どり的には『ZOKUDAM』のゆるゆる感の方がナンボか好きかもです。

あらすじを読むとロボットSFのようですが、いや工学的な部分やらローテクな諜報戦なんかは、さすが森さん、妙にリアルですからSFとして読めないこともないんですが、どり的にはラブコメとして読みました。
ロミはケンのことを結構気に入ってたりするんですが、ケン的にはロミをちょっと変だけど頼りになる面白いお姉さん、としか見ていない。その二人の認識の齟齬と、ロミの妄想が非常に面白い。
ロミが所属するZOKUDAMは一応正義の組織という設定(設定です)になってます。ってことは悪の組織も存在するわけです。そちらの組織は「TAIGON」という名前で、そこにも男女cpがいて、日々ラブコメ的日常を繰り広げていたりします。
その二組のcpをゆるゆる描いたラブコメ……って言っちゃっていいかな?(汗)

光文社の紹介ページ
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【2008/03/12 09:46 】 | エンタテイメント | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
森奈津子『からくりアンモラル』

★あらすじ(表題作)
美少女姉妹の秋月(小悪魔)と春菜(優等生)は、それぞれクリスマスプレゼントに、チワワの子犬と、育成型ロボットをもらった。
秋月が子犬に飽き、虐待しはじめた頃、彼女に初潮が訪れる。
性に目覚めた秋月は、妹のロボット・ヨハネを性的な対象として見るようになる。

★感想
森奈津子さんの、SF性愛美少女短編集。要するに、美少女が出てくるSFエロ有。の作品ばかりが収録されています。
先日ご紹介した『西城秀樹のおかげです』よりは、大分シリアス、いえ、別人のようにシリアスです。痛かったり悲しかったりもします。
でも「愛」はあります。どの作品にも。様々な形ながら。
歪んでいても、愛は愛だなと。

あ、ストーリー的にはシリアス系が取りそろえられていますが、エロはさすが奈津子お姉様、どの作品も相変わらず濃ゆくて美しいです。
大変勉強になりました(←何の)。

http://www.hayakawa-online.co.jp/product/books/20896.html

【2008/02/07 17:41 】 | エンタテイメント | 有り難いご意見(1) | トラックバック()
森奈津子『西城秀樹のおかげです』

★あらすじ(表題作より)
風邪よりも感染しやすく、死亡率100%という恐ろしい疫病に蹂躙された地球で生き残った人類は、ただ二人の日本人のみであった。
ひとりは女学生趣味のレズビアンの女性。
もうひとりはドラァグ・クイーンの女王様の男性。
二人はお互いの倒錯趣味を深く理解し合いながら、人類が滅亡した新宿で楽しい生活を続けるが、そこに疫病を地球に持ち込んだ宇宙人がお詫びに現れる。
そして二人が生き残った理由には、西城秀樹が深く関わっていたことも判明して……

★感想
お笑い系百合小説をお得意になさっている森奈津子お姉様の、SFっぽい作品を集めた短編集ですの。
わたくし、ちょっとばかし事情がございまして、ここ数ヶ月ほど百合物の勉強をいたしておりますの。この本もその意図で図書館から借りたのでございますが……申し訳ございません、お腹が痛くなるほど笑ってしまいましたの。
病院の待合室(しかも産婦人科)なぞというところで開いてしまったものですから、笑いを噛み殺すのが大変でしたわ。だって、何をそんなに笑ってるんだろう、そんなに面白い本なのかな、って誰かに背後から覗き込まれたりしてごらんなさい、そこには濃厚な百合シーンが繰り広げられたりしてますのよ。

それにしても、こういう本が堂々と開架書庫に置いてある青森市民図書館て、なんて素敵。

ところで、感想を百合小説風の文体で書いてみたのですけれど……勉強の成果が少しは出てますかしら?(汗)
http://www.hayakawa-online.co.jp/product/books/20772.html

【2008/01/28 11:49 】 | エンタテイメント | 有り難いご意見(3) | トラックバック()
夢枕獏『陰陽師 滝夜叉姫 上下』

★あらすじ
京の都では、妊婦が腹を割かれて幾人も惨殺されたり、複数の公家が奇病に見舞われたり、物取りをせぬ盗賊に襲われたりと、奇妙な事件が次々と起こり、不穏な気配が漂い始めていた。
そんなある日、陰陽道の兄弟子である賀茂保憲が、清明に、平貞盛の顔にできた瘡(かさ=できもの)を見に行って欲しいと依頼してくる。何故保憲自身が訪問しないのか、どうして清明なのか、その質問には答えてもらえず、ただ、清明が適任であると、そして、その行動によって感じることがあったら教えて欲しいと、保憲は奇妙なことを言い残す。果たして、貞盛の元に赴いた清明は、そこに永遠のライバル蘆屋道満を見いだす。
貞盛の瘡の見立てを皮切りに、清明は奇妙な事件や病に巻き込まれている公家たちから情報を集め始める。
それらの情報は、20年前の平将門の乱を指し示すが……

★感想
『陰陽師』シリーズの長編です。↑あらすじでかなり書いちゃってますが、これでもネタバレではありません。まだまだ驚きのどんでん返しがあるあるある。
長編だけにスケールもでかいし、呪もでかい! この呪は嘘だろ、さすがに夢枕先生の創作でそ? と思ったりしながら読むわけですが、でも、コレは嘘でしょ、ってのが意外と実際に文献にあったものだったりする場合があると、夢枕先生がどこかで書いてらしたので、油断できないのです。
シリーズ中で何回も、清明と博雅が問答している「呪」について、どりも博雅並に「ううん、清明に(ってことは夢枕氏に)騙されてるような気がする」と思ってたですが、さすが長編、コレ読んで少し解ったような感じがしました。と言っても、自分の言葉で解るようにまとめてみろ、と言われると困るですが>< 
ところで、どこかでも書きましたが、博雅萌えです。夢枕氏も博雅が好きだそうです。(と、確か京極氏との対談で言っていたような)もちろん清明も好きです。クールで理知的で神秘的な美青年。嫌いなわけがない。でも、博雅の、公家のくせに木訥であか抜けないところや、音楽家のくせに体育会系なあたりとか、そしてなによりヘタレなところが可愛くてたまらん( ̄¬ ̄)ジュル・・・
http://www.bunshun.co.jp/book_db/3/24/27/9784163242705.shtml

 


【2007/07/05 16:14 】 | エンタテイメント | 有り難いご意見(1) | トラックバック()
宮部みゆき『ドリーム・バスター3』
  図書館で別の本を探してたんですが、コレを発見して小躍りして借りてきたです♪

で、小躍りしながら読んだんですが(←え)

続きが読みたくてたまらん_| ̄|○
4巻買っちゃおうかな…………高いよ・゚・(ノД`;)・゚・

3巻では2巻までに登場したD.P.たちが何人か再登場しております。
そんなことから考えても今後、時間鉱山において、ここまで積み重ねてきたエピソードがある程度収束する……のかな? みたいな予感がしないこともない(←いかにも自信なさげ)

いやでも、どこかでみゆきお姉様が、「このシリーズは一生書き続ける」とおっしゃっていたような気がする(←またしても自信なさげ)ので、こんなにすぐ収束させたりはしないか……?

しつこいですが、シェンは萌えです。

http://www.tokuma.jp/book/bungei/1176093878008
【2007/06/11 10:27 】 | エンタテイメント | 有り難いご意見(3) | トラックバック()
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